元理系院生の新入社員がPythonとJavaで色々頑張るブログ

プログラミングや機械学習について調べた事を書いていきます

【雑記】研究部署に配属されました

研究部署に配属されて一週間が経ちました。
はじめは朝起きれるのかとか社章を忘れていないか等々、細かな部分が気になってしまい注意のリソース配分が上手く行きませんでしが、後半になるにつれてようやく周りに意識を向けられるようになりました。

周りを見ていると、先輩社員や上司の方々が忙しい仕事の合間を縫って僕達に気を掛けてくれている事に、気が付くことが出来ました。

まだまだ利益を生み出すことは叶いませんが、逆に考えれば失敗しても大きな負債が生まれるわけではないので、失敗とそれのリカバリを存分に経験できると言う貴重な時期とも考えられますね。
許される範囲で様々な事に挑戦していきたいと思います。

【雑記】新入社員研修が終わりました

新入社員研修が終わりました。
中でも特にぼくのネット生活に影響を与えそうなのが、コンプライアンスの指導でした。
コンプライアンスとはざっくり言うと「企業が法律や倫理を遵守する事を規定したモノ」で、
具体的な例を挙げると、”某中華料理店の店員が冷蔵庫に入った写真をSNSに投稿”した事の様に倫理的に不適切な行為や、独禁法や不正会計等と法律違反行為等です。

このブログは基本的に自分で購入した書籍に基いて学んだ事や気がついた事を記している為、すぐさまコンプライアンス違反になる様な事は無いと思いますが、もしかしたら
技術的な記事を書く時に、知らず知らずのうちに秘密情報に基づいた事を書いてしまう事が”絶対ない”とは言い切れないので、より一層注意していこうと思います。

【雑記】最終審査終わりました

修論発表会が無事終わりました。
寝坊してしまい見ることが出来なかったのですが、ぼくより前に発表された方たちが中々に炎上していたそうなので少し不安でしたが、
同じセクションの人達はそういったことが無く平和そのものでした。

あとは修論の訂正を終えれば研究室で行う作業も終わるのでもうひと踏ん張りですね。

【Java】Javaで離散cos変換

音声信号処理や画像圧縮技術に使用されている離散cos変換(DCT)をJavaで実装します。
DCTについてはこちらのウェブページを参考にさせて頂きました。

離散コサイン変換

DCTはDFTと似ていますが、虚数計算が発生しないためコーディングは比較的容易でした。

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【Java】隠れマルコフモデルによる手書き数字認識

はじめに

 手書き数字認識をタスクとして隠れマルコフモデル(HMM)の動作確認を行います。手書き数字認識は文字認識の中では単純な識別問題なのですが、タスクの困難性が想像しやすくサンプルデータが用意しやすい利点があります。

隠れマルコフモデル

 隠れマルコフモデルは統計的に時系列をモデル化する手法であり、非決定性確率有限オートマトンとして定義できます。HMMを定義するパラメータは状態遷移確率,出力確率、初期状態確率あり、状態遷移確率は状態iから状態jに遷移する確率を N \times N(i,j=1,\dots,N)の行列にまとめたものです。また出力確率は状態iからjに遷移する際に、HMMがあるシンボルを出力する確率です。この際に出力値が連続値の場合連続分布のHMMとなり、シンボル(離散的な記号)を出力する場合離散型のHMMとなります。初期状態確率は字面通りにHMMに時系列を与える際に、状態iが選択される確率を次元数Nのベクトルでまとめたものです。
 以下に離散型のHMMのパラメータを示します。

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